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COVER

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HARLEM MAGAZINE4月号、表紙&インタビューはDJ KOYA。

「HARLEM MAGAZINE」は毎月1日発行。
全国有名レコードショップ他、HARLEM店内、各提携ショップにてフリーペーパーとして配布中です。
[左のリンク“GET ! MAG”にてPDF書類のダウンロードも可能です。]

COVER INTERVIEW

DJ KOYA
from EVERY TUESDAY PARTY "RED ZONE"

『縛りとかナシでまさに“素直にカッコイイと思うことを表現する”ってのが
オレだけじゃなく“RED ZONE”のあり方だと思ってるから』

「何も変わらない…」と自身が語るその先には、敏感なアンテナを張り
向上心を忘れない、PARTY DJとしての確固たるスタンスが存在した。

●ここ最近、“RED ZONE”は盛り上がっていますね。

何が要因とか、そういうものはないと思う。多分、今がそういうタイミングなだけなんじゃないんですかね?前回のインタビューでも言ったと思うけど、自分の信じていることに素直に、ずっと続けていく事しかオレにはできないですから。そういうことの積み重ねが、もしかしたら今のいい状況に繋がってきているのかもしれないですね。先のことは全く分かんないですけど、結局やることはいつも一貫してるし、このスタンスや姿勢は今後も全く変わらないと思う。ホントに最近はすごい勢いで盛り上がっているけど、“RED ZONE”もこの8年間ずっと今のようないい状況ばっかりだったってわけじゃなかったし、もちろんこれからも続けて行けば、多少の課題も出てくるだろうけど、このスタイルだけは絶対に変えたくないから、これからも今までやってきたことを信じてやって行こうと思ってます。

●DJ KOYAのスタイルで意識していることは?

海外のDJや流行に意識を置いて、それらを吸収して自分なりのスタイルに変えるっていうのが今までもこれからも変わらないオレのやり方だし、だからその部分が一番意識の高い所にもなりますよね。細かい事を言ったらきりがなくなるけど、いかに海外のバイブスを感じて、自分のPLAYに反映させるか。これこそがまさにオレにとって永遠のテーマかな。もちろん音楽についてもファッションとかについても全てにおいてね。これって自分の理想でもあるんでオレがDJを続けていく限りずっと意識し続けていく事の1つですね。これらのことを踏まえて“RED ZONE”を通じて自分のスタイルというものを提案していきたいですし、その結果、たくさんの人たちにオレのDJスタイルっていうものを少しでも感じとってもらえたらいいなと…。こうなってやっと本当の自分の理想のスタイルというものが確立してくるような気がする。もちろんゴールなんていうものは続けていく限りないんだろうけど、これからもその理想のスタイルというものをずっと追い続けたていきたいし、そういう意識もずっと持ち続けていくつもりです。

●“RED ZONE”を続けてきて、いい意味での余裕が感じられますが。

余裕があるわけじゃないですよ(笑)。自分の中に「余裕だな」なんてところは全くないですけど、精神的には1年目の頃と今とではもちろん違いますよね。例えば自分のスタイルだとか、こだわる部分は前からそんなに変わってるつもりはないんですよ。ただ当たり前だけど、費やした時間や経験、環境や流行、それらのたくさんのことが毎年確実に変わっていくわけで、自分自身にそんな余裕なんてものはホント全然ないんですよ。オレ自身が以前と変わった事って、8年間やってきたっていう事実と自信みたいなものが、だんだんプロ意識的な部分となって多少備わってきた?って所くらいかな。DJとしての感覚というか、ターンテーブルに向き合う姿勢というか、そういうものはキャリアと共に少しずつ変わってきているんですかね?自分でもあまり分からないけど、そこがいい意味での余裕みたいなものに伝わっているのかもしれないですね。

●経験を積んできて、「これが解った」、「これからはこうしていこう」という部分はありますか?

「これが解った」なんて実感するような事ってほとんどないかな?オレ的に、物事に対してそこまで「こうだからこう」みたいな固い考え方って普段からあんまりしないから。ただこれまでの経験によって前よりいい意味でいろんな事をすごく柔軟に考えられるようになってきているかもしれないですね。自分的にすごく好きなことをやっているわけだから、あんまり理論的に考え過ぎて嫌になりたくないし。自分がDJをしている時はもちろん幸せだけど、DJをしている時だけが自分の全てじゃないし、24時間DJのことだけを考えて生きているわけでもないですしね。最近は生活において特にオンとかオフをはっきり分けるようにしてます。その方がDJの事もそれ以外の事も充実する気がして…。今まで案外そう出来ない事の方が多かったし。だから、今更かもしれないけど、これって自分の中での新しい発見でもあるんですよ。オレって「今はこうだから、こうしなくちゃいけない」とか考えて型にハマって生きてるわけじゃないから、いいと思った事はその時にすぐに取り入れちゃうっていうか、こうやって説明するのは難しいんだけど、物事についてはもちろん何にしても筋道をたてて考えていきたい方なんだけど、逆に、無理にいろんなことを考え過ぎてこだわり過ぎても自分が疲れちゃいますし。だから考え方の柔軟性ってすごい大切だって事かなって。
DJだって実際、スキルとか知識の部分だけが全てではないハズ。柔軟的な考え方はもちろんのこと、当然、キャリアみたいなものも必要になってくるというか、いろんな経験をするって事は何にしてもすごく重要だと思うし、そのことが全ての部分にかかってくるとも思うんですよね。だから、キャリアの違うDJが同じテーマで数十分PLAYしたとしても当然、簡単には同じようなレベルのPLAYはできないというか、DJ的な事を言えば、前後の展開とかフロアの状況をすぐに掴めるとか他にもいろいろ細かい事はあるだろうけど、結局本当に大切な事ってそういう事だけなのか…、時にはそういうシビアな事も考えつつ、いろんな事に気付いていけるっていう事も、それなりの経験とか時間が絶対必要にだろうし、長い間続けるにはすごく大切になってくるんだな、ということは最近やっと解るようになってきた所かな?でもそういうものも全て含めてオレには「こうしていかなきゃダメ」っていう決まりみたいなのはなくて…、ホントその時自分が一番イイと思った事をそのまま表現し続けて今がある…、もちろんこれからもそうし続けていこうと思ってるし、多分昔からそういう事しかできないんですよ。ただ、どんな事があっても、音に対する意識だけは常に高いところでやっていきたいなとは思ってますね。必ずしも自分の思っていることが全てダイレクトに人に伝わるわけではないから、そこがいつも一番難しいところなんですけど、オレはそれでいいと思ってるし、当然、いろんな意見があって当たり前の事だと思うし。これからも様々な意見を取り入れつつ、いろんなことに柔軟にみんなでやっていければ“RED ZONE”もさらに進化したPARTYになるんじゃないかな。

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●KOYAさんとKANGOさんは“RED ZONE”でのプレイの内容を事前に打ち合わせしませんよね。

全くと言っていいほど話しませんよ。まあ、オレらのやっていることが正論であるかどうかは別として、オレはDJってみんな我が強いと思うし、そうでなければできないと思うんですよ。そういう中でみんなやってるわけだから、ある程度自由にというか、相手にどうこう言う前に自分である程度コントロールしなければいけないなっていう自覚はありますね。ああしろ、こうしろ、といろいろ制限するのはあまり症に合わないと言うか、それじゃあつまんないと思うんですよね。そうじゃなくて、前のDJから受けて「じゃあ今日のオレの時間はこうやってみよう」って感じになるのがオレ的には自然な姿なんじゃないかなって思ってて。だから音楽的なことをあんまり突き詰めて話さないし、PLAYについていちいち人の批評をするのは個人的にはあまり好きじゃないし。DJ同士って遊びに行っても案外そういう事って話さないんじゃないかな。若い頃は「あれ、いいよねぇ」みたいなのはよくあったけど、このぐらいのキャリアになってくると、“RED ZONE”のメンバーだけに限らずそういった話はあまりしないですよ。それこそ、STRETCHだVICEだAMとかが、今更揃って「あの曲いいよねぇ」とかはまず無い光景じゃないですかね。それと一緒で、自然にそういう話題になったらするだろうし…、そういう雰囲気がいいバランスになってるんじゃないですかね。まあ、これもある程度のキャリアがあるから言えることだとは思うけど、どちらか一方だけが8年やってるわけじゃないわけだし。音については耳が付いてるわけだから聴いていればいいわけだし。「さっきあれかかったからオレは絶対かけない」とか、そんな風にガチガチな形にするのではなくて、ただ自分の考えられる常識の範囲でやっていればいいんじゃないのかな。縛りとかナシでまさに“素直にカッコイイと思うことを表現する”ってのがオレだけじゃなく“RED ZONE”のあり方だと思ってるから、それが今はいい感じで表現できてるんじゃないかと思いますね。

●音楽的なアンテナの張り方も変わってきているとは思いますが、今注目しているのは?

オレ的には自分が現場でPLAYするっていう事を大前提で考えてしまうので、そう言った意味で注目しているDJはやはり最近でも、VICEとかROCTAKONになっちゃいますかね。自分のいつもPLAYしているフィールドですぐに実践できるようなスタイルというか…、オレ自身そういうところにもちろん一番敏感にアンテナ張ってるわけだし、彼らはオレが現場でやっているようなPLAYがほとんど主流ですからね。今でもいろんなDJを聴いたりするけどその中でもこの2人のPLAYはいつも刺激を受けますね。結局、自分とやりたいスタイルも近いんだと思うし、彼らもやはり元々はHIPHOPのDJとしてキャリアをスタートさせて、そこから今のようなジャンルレスな方向性にだんだんシフトしてきた経緯というのはどうしても自分ともダブる部分はあるし、だからこそ彼らのやる事はいつも気にはなりますね。生きてきた時代とか今まで聴いてきた音楽なんかもなんとなく共通点があると思うんですよね。彼らもいきなり今みたいなスタイルに変わったわけじゃなかったし。このスタイルになるまでいろんな段階を少しずつ踏んできてると思うし。でも基本ベースはやっぱり今でもHIP HOPの部分に置いていたり。そういう色々なものを踏まえてキャリアを積んでいくとこんなふうになるんだよっていうのを、“RED ZONE”に来て実際に表現してくれるじゃないですか。そんな彼らの姿を見ているとホント刺激になるし、自分のモチベーションも上がりますね。いつも“RED ZONE”に来てくれているからってわけじゃなく、本当の意味で彼らをすごくリスペクトしてますよ。そんなわけで自分の中でのDJの勢力図ってここ最近、そんなに大きくは変わってないんですよね。ただ、どんな時代でも必ず新しい人っていうのは出てくるだろうから、そういう人が新鮮に聞こえたり、旬だったりもするんでしょうけど、やっぱり自分と同じようなキャリアで同じような環境で音楽と向き合ってきたようなヤツらの方が自分には近いわけだし、一番しっくりくるスタイルだと思うんですよ。やっぱ環境とかってすごく大事じゃないですか。僕は東京でしか生活したことがないんで、NYとかみたいな東京と似た大都市みたいな所の方がきっといろんな部分でしっくりくるのかもしれないですよね。だから、オレ的にああいう場所で流行っているような音楽を聴いて自分にダイレクトに伝わるのは、そういう元々の環境みたいなものが反映されてるんだと思うし、だから昔からすごい気になる場所なんでしょうね。もはや、NYで流行っているようなDJ PLAYだけに興味があるとかっていう単純なことだけではないんですよ。

●若い子たちは“RED ZONE”のスタイルを相当気にしていると思いますが。

率直に気にされているという事は嬉しい事だし有り難いですね。だからこそオレ自身も、もっと今以上に自分のスタイルというものを確立させなければいけないなという自覚も生まれますしね。結局それこそが、自分自身にとっても永遠のテーマの1つでもあるわけだし。“RED ZONE”にとってもいいモチベーションにつながると思いますね。そういう意識によってオレ自信もいろんな意味で成長させられる部分もあるだろうし。とにかく、こういうスタイルが好きで気にしてくれているみんなには、これからもどんどん興味を持ち続けて欲しいし、もちろん期待に答えらるような“RED ZONE”独自のスタイルというものをこれからも貪欲に追求し提案していきたいな、とはいつも考えてますよ。とりあえずみなさんも時間のある時はどんどん遊びに来てCHECKしてもらいたいし、“RED ZONE”のいいところをどんどん吸収して感じ取ってもらえたら光栄ですね。

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●今後の“RED ZONE”の展望は?

9年目に入った今でも、自分自身本当にいろいろな経験をさせてもらってると思うし、この8年の間にはいい事も大変だった事もまあ…、たくさんありましたね。簡単に振り返って考えただけでもこの“RED ZONE”をやり続けていく為に必要なある程度の経験はこの8年間でだいぶ培った気がします。だから今更「こういうふうにしていくよ」っていうような漠然的に向かう先っていうのは、もはや無いんじゃないんですかね。“RED ZONE”のカラーはもう十分に出せていると思うから。今の“RED ZONE”って、スタッフの人達なんかも含めて、みんなでより高めてやっていくような段階だと思うから、「ここをこうやって変えて」とか「音楽はこうで」とかは、個人的にそんなには無いんですよね。オレ自身だけのことを言えば、自分の持ち場であるDJの部分をもっと高めて、今まで以上に頑張ることしかできないので、それだけですかね。あとはみんなと協力しあって、これからもずっと続けていきたいなと思ってて。1年目や2年目だったら課題もすごく残ったりして、「来年はこうしていかないと」っていうような事があるんだろうけど、“RED ZONE”に関してはもはやそういう段階ではないし。今に満足せず、より今以上に、っていう以外はホントに無いかもしれないくらい完成度は高くなってきているという実感はあります。とにかく他にはないPARTYであり続けたいという思いを持ち続けてこれからもやっていきたいなと。常にいろんなところにアンテナを張り続けて、すばらしいDJとSessionさせてもらって、自分も高めて周りも高まって、それでPARTYのレベルが一つでも二つでも上がっていけばオレ的には満足ですね。向上心に終わりはないはずだから、自分のDJに対しても満足することは一生ないと思うし、何の世界でも満足したら引退になっちゃいますしね(笑)。例えば70歳までとかは多分無理ですけど、オレらのやっている事ってある程度年齢の関係ないジャンルなわけだから、自分自身もやれる限りは精一杯やっていこうって思ってます。だからこれからも、アンテナの張り方やパーティーのあり方もより今以上に高めていきたいですね。

●若いDJ達を見て思うことはありますか?

ホントにみんな頑張ってると思いますよ。だけど今って自分の若い頃とは多少時代が違うんで、その頃と今との比較はできても同じにはならないだろうから、若い子たちにアドバイスするとしたら、このインタビューで言ってることくらいしかないんですよね。あとはいつも言うけど継続すること。自分の経験上これが簡単そうで案外大変な事。精神的な部分以外はDJのレベルって年々確実に上がっていってると思う。ある程度、現場をこなした事のあるDJの1時間位のPLAYだったら、ハッキリ言ってみんなそれほど大きな差は無いはず。逆に言えば、そんな時代だからこそ、その中で突出した存在になるのも以前より難しくなってきているわけだから、その部分はホントに大変な時代なんでしょうね。でも自分も含めてそういういろいろな事を考え、悩み、模索していく事もDJにとってはすごい大切な事だろうし、だから成長していくのだとも思う。最初にも言ったけど、自分の信じている事に素直に、あと楽しんでやり続けてほしいと思いますね。DJもだんだん飽和状態になりつつある今だからこそ、しっかりしたビジョンとかメンタルを持ったDJがもっと増えていったら嬉しいし、今以上に自分も刺激を受けると思う。期待してます!

●読者にメッセージをお願いします。

“RED ZONE”のお客さんには特に感謝しています。平日にも関わらず毎週来てくれる方々もたくさんいるし、集客もビックリする程すごい時もあるし。本当にみなさんに感謝です。もちろんお客さんだけではなく、HARLEMのスタッフのみなさんや“RED ZONE”に携わってるみんなの力があって成り立ってるんだと思っているから、僕もみんなの期待を裏切らないように頑張らなきゃいけないと思ってます。これからもおいしい酒飲んで、いい音聴いて、僕らの“PARTY”を楽しんでもらえれば、オレにとってはこれ以上のことはないですね。

PARTY SCHEDULE & PICK UP

"PARTY SCHEDULE" APR 2009

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"PICK UP PARTY" APR 2009

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What's Crackin'?

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COLUMN

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"E"qual for M.O.S.A.D.

Talks about -GIANTfootSTEP ver."E"-

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●3月18日に発売された『GIANTfootSTEP ver."E"』は自身初のベストアルバムになりますが、発売までの経緯を教えて下さい。

簡単に言うと、最近"E"qualを知った人にも"E"qualってどんな音楽をやってるのか、"E"qualってどんなラッパーなのかをわかってもらえるように、デビュー当時からの足跡的なものを聴いてもらえればということで作りましたね。オレはあんまりベスト盤って好きじゃないんだけど、以前発売されたTOKONA-Xの『GIANTfootSTEP』の打ち出し方が面白いなっていうのがあったので、その企画だったらやってみたいなと。なので今後もシリーズ化できたら面白いかなって思って作りましたね。

●多くの候補曲があった中で、今回の16曲を選んだ理由は?

今までアルバムごとにスタイルを変えていろんな音楽をやってきたけど、やっぱり、その時代その時代でキーになる曲を入れるべきかなって思って。その曲で自分のスタイルを見出したとか、その曲でお客さんと一体になれたとか、その曲をやることによって自分の新しいスタイルを見つけたとか。そういうキーになるような曲を選んだ感じかな。その当時その当時思っていることを吐き出してるわけだけど、年をとるとともに考え方ももちろん変わってくるし、自分は幅広いスタイルでやっていきたいなってずっと思ってたんで。この1枚を振り返って聴いてみた時に、ある程度は振り幅のある音楽ライフを送ってるなって思ったね(笑)。

●「キーになった曲」とは、具体的には?

まず、1曲目に入っている“IF I...”は、M.O.S.A.D.の楽曲の中でもLIVEが盛り上がる曲で、自分たちがやっててもホントに楽しい楽曲なんだよね。M.O.S.A.D.にとってもすごく意味のある曲なんだけど、この曲はシリーズ化してて、今だとBALLERS第二世代のENDLESS FILEやSYGNALが歌ったり、その下のMC JUNやGBLが歌ったりしてて。若いヤツらにも受け継いでいってもらえるような、そんな楽曲の立ち位置になってる大事な曲だから一発目に入れたんだよね。3曲目の“EQUIES. EX X. Pt. 2”は、HARLEM RECORD INGSと契約する皮切りになった曲で。この辺からHARLEM RECORDINGSの人間とも交流ができて、「オレ、車買いたいんだけど、やりませんか?」って持ちかけて、次の“HEY, MR. MR.”に繋がったと(笑)。オレの中ではソロ契約に繋がったきっかけになった曲なんだよね。あとは、6曲目の“ごうだつゲーム”。この曲は今でもLIVEでやる曲で、LIVEの最後だったり頭だったりに持ってくる曲っていう立ち位置になっていて。どこでやっても人気のある曲だし、LIVEでも盛り上がるから、オレ的にもやってて心底盛り上がれるし、ストレスを発散できる曲。この曲で自分の方向性というか、ちょっとロックスター的な立ち位置の自分のスタイルが見つけられたってのもあるし、この曲から“Know Music, Know Life”だったり“We Runnin”にいったりする流れができたのかなと。同じようなことで言えば、“One Love”をやったことで、今までM.O.S.A.D.だったりソロ1発目の『Get Big “The Ballers”』ではできなかったようなメロウな楽曲の“Baby, Baby”や“Simple Man”や“Stronger”みたいな曲もやれるようになったんだよね。だから、「自分の幅が広がったな」って思うのは“One Love”だね。作った当時はいろんな葛藤があったから、その分思い出深いしね。13曲目に“WE RUN THE BALLERS TOWN”を入れたのは、やっぱりオレの歴史を語るうえでBALLERSっていうグループは欠かせなくって。BALLERSにはDJ RYOWとWATTのENDLESS FILEがいたりSYGNALがいたりMC JUNがいたり、若手合わせて14人で活動してるんだけど、今年はBALLERSの10周年にあたる年なんで、BALLERSでもアルバムきりたいなって思ってるし、10周年にちなんだ何かが形にできればなと思っていて。だから、どうしてもBALLERSの活動を知ってもらいたくて今回入れたんだよね。で、15曲目の“Stronger”は、前回の『TV Crushman & Radio Jacker』の曲だけど、トラックも3年間温めてたものだし、May J.とやったことで凄く壮大な応援ソングになったからどうしても入れたかった曲で。自分の中では、トラック的にも内容的にも凄く伝わり易い楽曲ができたなって思うし、周りの人の反響も凄くいいから、今回のベストアルバムには絶対入れたいなって。このアルバムを買って聴いてくれた人に、何かしら引っ掛かってくれたら凄く嬉しいし、この曲は次のEPにRemixも入れる予定なんで、自分の歴史を語るうえでは欠かせない曲だなって思って入れた感じです。

●今回は新曲が1曲収録されていますが、この楽曲を入れたのはなぜですか?

『TV Crushman & Radio Jacker』が出た後に作り始めてた楽曲が、けっこうストリートだったりコア層に向けたもので、オレ的にそういうのがやりたい時期みたいで。だから、いつも言っている“毎回違うアルバムを作る”っていう流れで、『TV Crushman & Radio Jacker』との違いがもの凄くわかる、次のEPを代表するようなストリート感むき出しの楽曲を敢えて選んで入れた感じかな。この曲でフィーチャリングしているCITY-ACEとDEEP KAVARは名古屋の若手シンガーと若手ラッパーで、昔から知ってるけど最近は動きもよくて頭角を現してきた二人。この曲のトラックを作った時に、オレの欲しい声質を持ったシンガーと欲しいテイストを持ったラッパーだなって思って二人を起用した感じ。まぁ、次のEPも期待してて下さい。ちょこっとだけでいいんで(笑)。

●今回はこの“Ohhhhh S***!!”でPVも撮影しましたが、PV撮影のエピソードを教えて下さい。

とにかくオープンカーに乗りたかったんだけど、次のEPは6月発売だから、6月だったらタンクトップが着たいなと(笑)。でもとにかく寒くて、朝6時からタンクトップでオープンカーに乗って街中走るのは最悪だった(笑)。ブルッてるのかビートに乗ってるのかが分かんないくらい凍えながら撮影したのが印象的かな。ただ、朝は雨がパラついてたけど、結果晴れたのは良かったよ。監督のMr. OZは晴れ男なんだよね。『The Rock City - M.O.S.A.D.'s Town』の“Baby, Baby”の撮影の時なんかドシャ降りだったんだけど、撮るってなったら合間合間で晴れて。オレのPV撮影の時は毎回晴らすんだよね。あと、次のEP収録の“DOPE BOY”って曲のPVも同じ日に撮ったんだけど、今回初めてグリーンバックで撮ってみた。これは初めての試みで、今編集してるんだけど結構いい感じでできてるよ。

●6月に発売されるEPは、どんな内容になりますか?

代表的なものが“Ohhhhh S***!!“で、コアでストリートな曲が多い。前回とはまた違った、濃い部分の"E"qualが前面に出てくるEPになると思うんで、最近の"E"qualしか聴いていない人はちょっとビックリするかもしれないし、昔の"E"qualを聴いてくれてた人は「またきたなぁ、"E"qual」ってなると思う。そういう感じだから、内容の8割はコアな曲が入ってるかな。残りの2割にはチャラい曲が入ってます(笑)。前回の“Stronger”に続き、feat. May J.の第2弾“My Fair Lady”って曲が入る予定。May J.をフィーチャリングする楽曲は3部作でやっていこうかなって思っていて、その2曲目になるんだけど、今回もメロウな感じで愛だの恋だの歌ってます(笑)。一般層をキャッチするにはこういう曲も必要かなと(笑)。ここはね、レコード会社の人にも喜んでもらわないといけないんでね(笑)。冗談だけど。今年の年末には、"E"qual presentsでR&BだったりメロウなHIP HOPを収録する企画ものが発売される予定なんで、feat. May J.の第三弾はそっちに収録しようかなって思ってます。

●今後のリリースの予定は?

3月18日に『GIANTfootSTEP ver. "E"』が出て、これで「"E"qualってこういうヤツなんだ」って分かってもらった後、6月には最近の"E"qualはこんなんですっていうEP『DOPE BOY』が発売されます。それから、全くテイストの違うR&Bチックな企画ものが年末にリリースする予定なんで、忙しい一年になるかと。

●"E"qualさんから見て、最近のクラブやHARLEMに求めることはありますか?

日本人がやるHIP HOPは、昔に比べればある程度浸透してきつつあるなって思うから、やっぱりクラブでも日本人が作った音楽で日本人が踊れるような、この先そんなクラブになってくれるのを夢見てるね。だから、全部が全部そうでないにしろ、チャレンジしていくスタイルのイベントがもうちょっと見たいかな。そしたら日本のクラブシーンが“日本の”クラブシーンとして確立されていくと思うんだよね。それが一つのコンテンツになれば面白いって思ってて、「ラジオでこんな曲流行ってます。」だったり「クラブではこんな曲流行ってます。」みたいな、そういうリンクができればいいなって思うよね。HARLEMは今、DJ箱として確立されているから、そうではないLIVEも見せていけるような環境を作って欲しいなっていう要望はあるね。レギュラーイベントに関しては今すごくいいと思うからそこまで求めてないけど、そういう日、そういうイベントがあってもいいと思うね。あとはー、HARLEMには深い時間には行きたくない(笑)。深い時間に行くとホント大変なことになる(笑)。その大変なことにオレが巻き込まれて、そのうちオレが渦の中心になってみんなを困らしてるっていうのがあるんで(笑)、そこは気をつけたい(笑)。

●最後に、読者にメッセージをお願いします。

『GIANTfootSTEP ver. "E"』は、ホントに歴史を追ってキーになる曲ばっかり入っているアルバムだけど、ただ単に人気の曲を入れただけじゃなくて、もうちょっと"E"qualの歴史が探れるような選曲にもなってます。ただ「曲だけ集めました」だとダラダラ長いアルバムになっちゃうけど、1枚のアルバムとしても成立するような作りになってるので、1枚のアルバムとして楽しんで聴いてもらえるんじゃないかなと思います。そういう情報は、オレのオフィシャルネット番組“ICEBERG TV”@YouTubeやオフィシャルブログなど、いろんなところで随時アップしていくんで暇な時にチェックして下さい。"E"qualの今後の活動をどーか気にしてて下さい。よろしくー。

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PARTY REPORT

2009.3.7.SAT  "BLOW UP" &
 BX CAFE "BIG GAME" 

DJ HAZIME、SAFARI、INOUEがそれぞれの持ち味を充分に発揮しフロアを揺らす…。DJ HARUKI、MAROは色濃いBLACKMUSICでBXCAFEを賑わす…。両フロアとも週末感満載のGOOD PARTYです!



2009.3.11.WED  "KID STARR"

まるで誰かのBIRTHDAY BASH!?ってくらいの乾杯率高しなKID STARR。誰もが音とお酒をこの上なく満喫している模様!暖かいこの季節、水曜日だってKID STARRで夜遊びしちゃいまそ!


2009.3.12.THU  "Apple Pie"
 -8th Anniversary Party !-

遂にこの日がやって来ました!ApplePieの8周年!いつにも増しての大盛況!ApplePieフリークの皆さん&関係者&スタッフ共々、終始お祝いモード全開のHAPPY R&B PARTY NIGHTでした!


2009.3.17.TUE  "RED ZONE SPECIAL"
 -DJ VICE TOKYO TOUR-

LAからDJVICEが1年振りに来日!ジャンルに捕らわれない縦横無尽なプレイが、満員のオーディエンスを湧かすことが出来るのは、VICE自身が誰よりもPARTYを楽しんでいる証しとも言えるでしょう…。この日ばかりはDJ KOYA&KANGOも、ハイテンションな一人のファンと化していました。


2009.3.19.THU  "SOUND REVOLUTION"

人、人、人の波!!祝日前開催に加え、北海道からINTERCEPTOR、愛知からBANTY FOOTの2SOUDの参戦とあって、全国各地からガンフィンガーやりに沢山のご来場&大盛り上がり!レゲエはSOUNDREVOLUTIONで決まりや!最高や!こんちくしょー! by ヤーマン弘田


2009.3.20.FRI  "The Finest" &
 BX CAFE "Honey Dip mini"

いわゆるパーティーチューンから、理深いHIPHOPまでが楽しめるTheFinest。DJ陣の豊富な引き出しは、未だ拡がりを続けています。
BXCAFEではDJHASEBEのBABY誕生お祝いPARTYなHONEYDIP mini!!ピースモード溢れる一夜でした!

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