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HARLEM MAGAZINE 11月号。表紙&インタビューは第2・4木曜のパーティー〈Apple Pie〉からDJ KOMORI!

「HARLEM MAGAZINE」は毎月1日発行。
全国有名レコードショップ他、HARLEM店内、各提携ショップにてフリーペーパーとして配布中です。
[〈GET ! MAG〉のコーナーから、PDF形式でダウンロードも可能です。]

INTERVIEW: DJ KOMORI from Every 2nd, 4th Thursday Party "Apple Pie"

なぜそれをやるのかって言ったら、
突き詰めていけばずっとDJを続けたいからなんですよ…


現場でのDJのみならず、各方面で多彩な活躍を続けるDJ KOMORI。
レギュラーパーティー“Apple Pie”、“MIX CD”、“制作”それぞれの方向から、
彼の現在[いま]を、語ってもらった。


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●最近の“Apple Pie”はどうですか?

雰囲気がいいっていうのはずっと前からですけど、定番ものが続いていたところから、最近はシーン的にも色々かかるようになってきていますね。そんな中でも、“Apple Pie”は始まった1回目からHIP HOPやSOUL、HOUSEもかかっていたわけだから、そういう意味では9年やっていてもブレてないのかなって思います。最初から「R&Bのパーティーです」ってやってきた中でも、R&Bだけがかかるパーティーではなかったですし。クラブミュージックやディスコミュージック的な動きもあって、お客さんもすんなりと受け入れてくれてると思うし、今のトレンドと照らし合わせてもやり易いパーティーだなって思いますね。昔は「R&Bしかかかんないんですか?」っていうお客さんもいたけど、そういうのがここ何年かは無くなってきました。それは、「R&Bのパーティーです」って言っている“Apple Pie”そのものがどういうものっかっていう事が、ちゃんと認知されてきたからだなって思います。そこが、HARUKIさんと最初から種まきしてきていた部分でもあるし、遊びに来ているお客さんだけじゃなくて他の人たちにも「“Apple Pie”はこういう事をやっています」って広く認知されているんだと思ってますね。
僕の個人的な話をすると、“Apple Pie”のスタート当初、HARLEMを中心とした渋谷のHIP HOPのシーンの中では、たぶん僕はちょっとシーンの外からやってきた立場っていうか、ドラフト外入団みたいなものだったと思うんですよ。でも、続けていくうちに共感してくれる人がどんどん増えてきたし、自分としてはやろうと思っていた事が少しずつ実現できている感じですね。僕と同じ世代のHIP HOPのDJの方が経験している部分もあるとは思うんですけど、今の僕しか経験してない部分も多いと思うので、そういうものを発しているのが“Apple Pie”という場所だと思うんです。そういう意味では、自分のちょっと特殊な色合いが一番出ている場所なのかなって。そこが何年も続けて来れたものなんだって思いますね。

●MIX CDなどでDJ KOMORIを知って、“Apple Pie”をまだ知らない人もいると思いますが、
 “Apple Pie”とはどんなパーティーですか?

スタートからHARUKIさんと一緒にやって来たわけですけど、HARUKIさんはオレの中ではDJ的にも人間的にもホントに尊敬する人で、一緒にやっていても楽しい人ヴァイブスの人なので、パーティーもそういう雰囲気になっていると思います。Mike-Masaも一緒にやるようになってからもう長いし、安心して聴いてられますね。Open UpのKiyoshi、Haloon、Kanamori、Rushaもみんな自信を持って任せているDJなんで、早い時間から来てゆっくりお酒飲んだり広いフロアで踊ったりっていう風に楽しむのもいいと思います。お客さんも元気な人が多いし、お酒もよく飲んでくれてるみたいですね。お酒の飲み方なんかもHARUKIさんから教わった部分もあったりで、僕は最初の頃はイベントが終わるとそのまま帰ってたのに、いつの間にか一番最後まで残るようになってしまって(笑)。やっぱりパーティー自体がうまくまわって、楽しく出来ているからなのかなとは思いますね。そういうお酒の部分も含めて、いい感じで続けていけたらなって思ってます。CDを聴いてくれているけどいまだにクラブに来るのが怖いとか思っている人もいるとは思うんですけど、実際に来てみればそんな事はないですからね。そういう楽しい感じが伝わればと思って、BLOGでも写真を載せたりしているんですけど。スタッフも話しかけてみればみんな面白いし、一回来てみて欲しいですね。音楽的にも入り口は広く奥は深くで、初めて来た人にも楽しんでもらうのが理想のいいパーティーだと思うので、それは心掛けてやっているつもりです。

●MIX CDだけではなく、楽曲制作やREMIXなどの活動も去年あたりから目立っていますが。

マンスリーでずっと続けていたMIX CDに関しては、けっこう早い段階から100でひと区切りさせようかなと思っていたんですよ。ストリートのMIX CDでやっていて物足りなくなってしまった部分もあるし。MIX CDは、セールスとか影響力とかだけではなくて、DJ自体をちゃんとしたオフィシャルのものにしなきゃいけないと思ってやっていたものというか、日本で一般的にもっとDJというものを認知してもらうための凄くいいツールだと思ってて。親や周りの人に対しても、「何をやってるの?何で稼いでるの?」って言われた時に、「曲を作ってます」「こういうCDを出してます」っていう方が説得力があるのも事実だし。要はただ自分自身がどう見られるとかではなくて、将来的にはこの仕事で食える人間を増やしていきたいなとも思っているので。オフィシャルのMIX CDも、なぜそれをやるのかって言ったら、突き詰めていけばずっとDJを続けたいからなんですよ。DJでプロとしてやるようになって凄く充実しているのも感じるし、これから先の自分の人生でもずっと続けていきたいなって思った時に、現場だけじゃなくて色んな事が出来て、世間的にもちゃんと認知をされて、楽曲の制作も出来てっていうふうにしたいな、と思って。その為にちゃんとしたオフィシャルなものをリリースしたり、メディアに出たりするのも必要なんだなって個人的には思うんですよね。好きな事を続けていくために遠回りする部分も出てくるけど、おかげで良い環境を作って来れたし、作っている曲もトラックも『好きなものだ』って胸張って言えるし、MIX CDも好きな曲を入れてリリース出来ているんで、そういう意味ではちゃんとブレずに少しずつやりたいことが実現出来ているんじゃないかと思いますね。
あとは、特にここ何年かで芸能人とかモデルの人がDJをやるようになって、メディア的にそういうものが取り扱い易い分スポットライトが当たるのは仕方がないとは思うんですけど、これから若い子たちがDJを目指す上で、そういう表面的なところを見てガッカリして欲しくないって思いが凄くあって。家で頑張って練習している若い子とか、クラブで下積み積んで頑張ってる子とかいる中で、モデルの人とか芸能人がデカい箱でDJやったり外タレが来たら一緒にDJやってるのを見て、『なんだ、オレらがいくら頑張って練習しても関係ないじゃん』って思って欲しくないんですよ。やっぱりDJは音楽のプロフェッショナルなわけだから、どんな職業よりも音楽を聴くのが好きでそれをみんなで楽しめる人が向いていると思うんです。だから、もちろんDJにとっては音楽が一番のプライオリティーなんだっていうのを証明したいし、それをテレビや雑誌で言いたいなっていうのもあって。だから『初めのうちは家で練習したりクラブで経験を積むっていう部分も絶対に必要だよ』って事も言いたいですね。DJって世間的に今は誤解されている部分もあるかもしれないし、たぶん僕が一人で空回りしている部分もあると思いますけど(笑)、でも今のシーンは良い方向に向かうプロセスにあると信じています。

●海外アーティストのプロデュースをした時のエピソードは?

例えば向こうではサンクスギビングが過ぎたらもう年明けまで働かないみたいな、そこらへんの感覚って凄いなって思いますね。R&Bアーティストの環境でもそうだから、ラッパーとかはもっと凄いんだろうなって思いますけど(笑)。でも仕上がって来るモノは間違い無いし、やっていて凄く面白いですけどね。逆に、REMIXが多いのもあって、ここ1、2年は日本のトッププロデューサーとかエンジニアの人と一緒に仕事をさせてもらっているんですけど、そこで感じたのはホントにビックリするくらい仕事の質が高いし仕事量も多いんだなって。DJだけをやってきた今までの自分の頑張りがまだまだ足りなかったって思うし、のんびり休んでる暇なんて無いんだな、っていうのは凄く感じています。だから、制作の面ではそういう人たちのレベルに少しでも近づけるようになりたいなって思いますね。

●制作などで、今後予定している事はありますか?

年内になるかどうかは分かんないんですけど、自分の作品集というか、プロデュースやREMIXした曲を集めたアルバムを近いうちに出したいなって思ってます。あとは、11月にManhattanからX'masのMIX CDが出ます。そういう企画モノは基本的には人のやっていない新しい事をやっていくっていうのがHIP HOPだったりR&BだったりREGGAEのカッコよさだと思うので、ポップなものでもそうでないものも、人のやってない面白い企画を色々やっていきたいなって思っています。プロデュース業としては、今手掛けているのが日本人のアーティスト2曲と海外のREMIX、あとManhattanのX'masのMIX CDには海外アーティストをプロデュースした曲が1曲入ります。

●現場でDJする時に特に意識している事はありますか?

20代のうちは淡々と手元を見たりお客さんの方を向いて、アクション的なことは特にしないでDJしようって自分の中で決めてやってたんですよ。そこはストイックにやろうって。そうしないと、日によって楽しそうとか楽しそうじゃないっていうのが見えてくるじゃないですか。それを見た目で判断されるのが嫌だなって思ってて、最初のうちはそういうのを出さないでおこうって思ってたんです。それが30ぐらいからは、時には手を上げたりとか手を叩いたりとかして感情を表に出して、パフォーマンスとまでは言わないけど、盛り上げるような感じにちょっとずつ変えようかなとは思ってます。そういう事は自分がテンションが上がっていないとなかなか出来ないし、メンタル的な部分も大事だなって思いますね。お客さんの中には初めて来た人もいれば、“Apple Pie”を楽しみに来てる常連さんもいるから、自分自身は月に10本20本の現場をやってるけど、お客さんに負けないくらい楽しむテンションでやるのが大事だなって改めて思って。プレイとしてのクオリティーが保たれていればいいんだっていうんじゃなくて、自分の感情的な部分も自然と出るし、そういう部分での準備だったり気持ちの持っていき方は、前より意識してますね。
あとは今の音楽的にもそういう流れなのかなって思うんですよ。90年代のDr.DreとかDJ Premierとかは「イェ~ィ」って曲ばかりじゃないし、逆にBLACK EYED PEASの“I Gotta Feeling”みたいな曲は下を向いてかける曲じゃないと思うし、『そこまでのテンションじゃなかったらその日はかけられないゾ』くらいの感じで考えています。
HIP HOPとかR&Bが一般化してメジャーになってきて、HIP HOPのマナーとかを知らない人にもHIP HOPとかR&Bのカッコよさを伝えていくのもDJの役割の一つだと思うので、その部分を最近は自分なりのスタンスでやって行きたいな、とは思っています。

●読者にメッセージをお願いします。

自分もDJとしては現場からスタートしているし、曲を作ったりするのもMIX CDで聴いてもらって、それを自分のパーティーでPLAYするから一緒に楽しもうよっていう事を前提で作っています。やっぱり色んな人が“Apple Pie”に遊びに来てもらうのが自分の理想なので一緒に楽しみましょう!あと今年はクリスマス・イヴもApple Pieやってるんでみんなで遊びに来てください!!

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PARTY SCHEDULE & PICK UP

"PARTY SCHEDULE" NOVEMBER 2009

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"PICK UP PARTY" NOVEMBER 2009

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What's Crackin'?

feat. DJ HAL X Manhattan Records

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DJ HAL INTERVIEWの完全版はこちら!LinkIcon

[ワックラ番外編]

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COLUMN

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PARTY REPORT

9.25.FRI "PUNCH OUT !!!" -DJ WATARAI BIRTHDAY BASH!!! &
   MIX CD "RE:MIX:ER" RELEASE PARTY!!!-"

DJ WATARAI生誕祭にMIX CD "RE:MIX:ER"のリリースパーティーと、ダブルでお祝いの一夜。
アルバムに新録で収録のCOMA-CHI&DABOによる“つつみ込むように…”をライブ大披露!場内は一気にヒートアップし、熱いパーティーがそのまま夜をつつみ込んだ…。



当日のLIVE MOVIEはこちら >>



9.29.TUE "RED ZONE" &
      BX CAFE "ROYAL FLUSH -RED LIGHT SPECIAL-"

数ヶ月に一度訪れる“第5火曜日”という事で、DJ KENSUKEがメインフロア、DJ KANGOがBX CAFEでプレイするレア仕様の〈RED ZONE〉。
両フロアとも『いつもの火曜日』とは空気感の違う、しかし奥の深いANOTHER WORLDが展開された。


10.1.THU "PLATINUM JAM"

第1木曜開催〈PLATINUM JAM〉。この日はゲストアーティストに“たなけん”、“笑連隊”が登場!予想外な“秋の大運動会”スタイルで、両者合同のライヴパフォーマンスを展開!終始笑いを絡めながらスキルも高いライブにオーディエンスは爆笑&大盛り上がり。
もちろんサウンドはSUNSET&SUPER-Gがガッチリと熱いレゲエダンスを繰り広げた。


10.8.THU "Apple Pie" -DJ KOMORI "V.I.P. Presents
      DANCE 2NIGHT" RELEASE PARTY-

もはや説明不要、R&B王子ことDJ KOMORIの新作MIX CDのリリースパーティー。巻頭インタビューでも語った通り、現場でもその思いは浸透を深めています。
〈R&Bパーティー・Apple Pie〉とはどういうものなのか、まだ未体験の方は是非その目で確かめて下さい。


10.10.SAT "Kings Court" &
      BX CAFE "SUPA DUPA SATURDAY"

DJとオーディエンスが一体となって週末のHARLEMを熱くする〈Kings Court〉。小休止のつもりでBX CAFEへの階段を登ってみると…、MASTERPIECE SOUND&POWER PLAYERZによる激アツレゲエサウンドが。HIPHOP&REGGAEフリークにはたまらない、パーティー三昧な土曜日を狙い撃ちしてみてはいかがでしょう。


10.11.SUN "DJ KEN-BO -THE WEEKENDER- RELEASE PARTY"

DJ KEN-BOがOFFICIAL MIX CDを引っさげて、約半年ぶりにHARLEMでSPIN !。
KEN-BOの気合い充分なプレイに加えDJ HALも脇を固め、MCにはZEEBRA&SPHEREという申し分ないメンツにフロアは熱い熱気に包まれた。BX CAFEはDJ TOYO&Mike-Masaの珍しい組合せでフロアを演出。


10.18.SUN "DJ LEAD THE HEAVY HITTERS INDUCTION PARTY"

DJ ENUFF率いる最強DJ集団〈HEAVY HITTERS〉のオフィシャルメンバーとして、アジア人としては初の参加が決定したDJ LEADの就任パーティー。
上記に加えDJ KAST ONE、SPECIAL LIVEにはMAINO、RON BROWZ。日本からはRYUZO、ANARCHY、BX CAFEではDJ HAZIME、KOMORIも参戦と、豪華過ぎるメンツに日曜日のHARLEMはケタ外れの賑わいをみせた…。


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